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怖い凍霜害
2021.04.11
まだまだ桜が満開中の信州中野です。
果物の花もぼちぼちと開花し始め、私たちが栽培しているプルーンも一部の早い品種が開花しました。農道を通っているとプラムの花が満開を迎えており、それは見事で綺麗に咲き誇っています。現在、果樹類の生育状況は大きく前進している(平年に比べ10日前後早い)模様です。そんな状況の中、今の時期、果樹農家にとってやっかいで怖いものは「凍霜害」です。芽吹いたばかりの新芽が霜に当たると寒さに耐える力はないので、下手をしたら全滅になる恐れがあり、大きな被害を受けてしまいます。対策としては防霜ファンを回したり、霜から花芽を守る資材を散布したり、気温が下がる深夜から早朝にかけて行う燃焼法(園地全体を燃焼によって気流を生み出すことで温度低下を防ぐ方法)などがあります。どれもコストと労力がかかり、農家にとっては負担が大きい作業となります。
当たり前にスーパーに置かれている野菜や果物たち。そこに辿り着くまでには生産者のたゆまぬ努力と数しれない苦労があります。お召し上がる際はそうした気持ちを汲み取って楽しんでいただけたらとても幸いです。
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つどい農園のフルーツ
- ぶどう
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