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遅霜の恐怖

2026.04.16

北信地域にある中野市も暖かい陽気が続き、早くもプルーンの一部の品種が満開期を迎えました。綺麗で可愛い花ですが、農家としては「まだ満開になるのは早過ぎる」これが率直な心境です。
なぜかというと、これから5月上旬頃までは遅霜発生リスクが高く、下手をすると作物が全滅する可能性もあります。
どのような現象なのか。
気温が0℃以下になると空気中の水分が霜として花や幼果に付着して凍結。結果、細胞が破壊されて枯れてしまう。
この時期に霜が降ると花がやられてしまい、結実しないで、収穫はゼロとなります。この地域は3年前も核果類全般(プラムや梨、桃など)に霜の被害が発生しました。気象のことなのでこればかりは仕方ありませんが、それでも事前対策がいくつかあります。
①防霜ファン:高い場所の比較的暖かい空気を送り、冷気をかき混ぜる。
②燃焼法:燃焼缶に灯油を染み込ませたトイペを入れ、火をつけて園地の温度を下げないようにする。
③除草:草は霜を助長するので、事前に下草を刈り取る。
④霜除け薬剤の散布:霜が降りる前日の日中に散布。暖かい空気を包み込み、花や幼果を保護する。
異常気象が多い昨今。被害拡大を抑えるため、日頃の備えを万端にしておきたいです。

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